アメリカに来た当初からずっと親しくしてくれた、
アメリカ人にしては本当に珍しく腰の低い友人シェフが一昨日亡くなられた。
まだ40代前半だった。
知識は豊富にあるのに、絶対にひけらかしたりしない。
いつも穏やかに笑っていた、そんな人だった。
そうかと想うと、間違って(?)ヒゲ剃っている時に眉毛まで剃ってしまったりする
そんなお茶目なところもあった。
私達が演奏しているとちょこっと料理の合間に観に来てくれたりもしてたんだ。
街で一番美味しいハンバーガーを作る人だった。
(ハンバーグのおいしい焼き方のこつも教えてくれたのも彼だ)
あの店がオーナーの不祥事で潰れて、それ以来、全く会えなかった。
あの時だって、大騒ぎで店が潰れる!ってなって皆パニックでろくなお別れもしてない。
また会えるしねって想っていたのが本当のところ・・・
どうしているのかなぁと想っていた矢先の出来事…。
誰もにとって突然過ぎて、とにかく…
なんのお別れも出来てないよ。
・・・参るね。
大好きな人達との時間、本当、もっと大事にしていきたい。
後ででいいかって先延ばしにする事を出来る限りしないでいきたいとおもった。
透子拝